2007年01月09日
おまけの威力
たとえば、あなたの仲間が仕事のことで
軽いクチ喧嘩みたいになってたとします。
こんなとき、あなたはその2人の関係を
どんなふうにみますか?
「あの2人、ホントはあんまり仲良くないのかなぁ」
「いや、ケンカするぐらい実は仲良いのかも、、」
そうですね。
どちらとも言えますね。
でも、この2人、少なくとも言い争ってる瞬間は、
感情的になってると思いませんか?(笑)
仕事場のような、冷静さを求められるような
場所でさえ、わりと容易に理性より感情が
優先してしまったりするわけです。
人間の感情の四分の三は、子供っぽいものだ。
−ロマンロラン(仏 文学者)
ひょっとして、人にはこんな思考回路が
あるんではないでしょうか?
(1)判断を求められる。
(2)まず密かに、それが「好きか」「嫌いか」
かわいく思ってみる。
(3)次に、その気持ちにピッタリの理由を
見つけ出して、内なる理性を説得する。
(4)行動をおこす。
・・・
ちょっと飛躍しますが(笑)
だから世の中、「おまけ」とか「特典」が
受けてるんだと思います。
フィギア付きのお菓子やら、
ポイントカード中毒、
TVショッピングに出てくる怒涛の特典、特典、、、
人々が純粋に欲しいなぁと思う、
その子供らしい気持ちを正当化する理由を、
与えてくれるわけですから。